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プラスチック包装材料の炎洲、BOPP生産能力拡充に20億元


ニュース その他製造 作成日:2008年9月29日_記事番号:T00010544

プラスチック包装材料の炎洲、BOPP生産能力拡充に20億元


 プラスチック包装材料大手の炎洲は、2~3年内に20億台湾元(約66億円)を投じ、台湾と出資先の中国・寧波亜朔科技(浙江省)に2軸延伸ポリプロピレンフィルム(BOPP)生産ラインをそれぞれ1本ずつ拡充することを董事会で決議した。炎洲の李志賢董事長は、「不景気だからこそ投資のチャンス」と語り、年内に経済部に投資計画を提出し、2010年末までには拡張計画を完成させたいという意向を示した。29日付工商時報が報じた。

 炎洲によると、亜朔科技の向上は昨年まずまずの業績を上げ、1株当たりの利益(EPS)は少なくとも1台湾元以上としている。今年炎洲の中国工場が同国に納める税金額は1,000万人民元(約1億5,500万円)に達するという。

 炎洲がこの時期に生産能力拡張計画を打ち出したのは、政府が民間投資を促進するため5年間の租税優遇措置などの政策を推進していることを好感したためとみられる。