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桃園県長、建設3事業を重点に


ニュース 建設 作成日:2008年9月29日_記事番号:T00010547

桃園県長、建設3事業を重点に

 
 朱立倫桃園県長(国民党)はこのほど、経済日報の単独取材に対し、残された任期1年間の重点建設事業として、▽桃園地区の都市交通システム(MRT)路線確定▽桃園国際空港園区特別条例の早期成立▽蒋介石・蒋経国元総統の遺体安置所の観光開発──を掲げた。29日付同紙が伝えた。

 桃園MRT建設計画は、▽青線(桃園空港~八徳市)▽緑線(桃園空港周辺の包括的整備を推進する「桃園航空城」または台湾高速鉄道(高鉄)桃園駅を含む「青埔特定区」~蘆竹郷~八徳市)▽橘線(桃園市~平鎮市)▽茶線(蘆竹郷~桃園市~亀山郷迴龍)▽赤線(台北県鶯歌鎮鳳鳴~中レキ市、レキはつちへんに歴)──の5線から成る。このうち、青線と茶線の一部は最も早い2017年の完成を見込む。朱県長は「高鉄、台湾鉄路(台鉄)、台北MRTなど既存の鉄道網との接続を積極的に検討している」と述べた。

 「桃園航空城」構想については、行政院が関係官庁との調整により特別条例の見直し案を策定しており、県政府としては立法院の権限や意見を尊重した上で、同条例の早期成立に期待しているとした。