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ピザハットのメラミン粉チーズ、6.5万袋が胃袋に


ニュース 食品 作成日:2008年9月29日_記事番号:T00010551

ピザハットのメラミン粉チーズ、6.5万袋が胃袋に

 
 富利食品傘下のピザチェーン、ピザハット(必勝客)が宅配やテイクアウトの際に提供する袋入り粉チーズから、有害化学物質メラミンが検出されたことを受けて呉玉屏同社マーケティング総監は26日、「問題の粉チーズは8月22日に生産されたもので、ピザハットは計400キログラムを購入した。うち市場に流通した約6万5,000袋(130キロ)が既に消費者の胃に入った可能性がある」と説明した。また、8月以前に生産された粉チーズについても業者は「保証できない」としているという。27日付中国時報が報じた。

 ただ呉総監によると、店内で使用される粉チーズは、購入先が異なるためすべて問題がないことが確認されたとしている。

 呉総監は「残り170キロの粉チーズのはすべて回収済みで、今後しばらくの間ピザハットでは店内、宅配、テイクアウトともに粉チーズを提供しない」と語り、消費者に対し、手元に当社の粉チーズが残っている場合は速やかに破棄し、疑問がある場合は同社が設置した専用電話(0800-231-927)に問い合わせるよう呼び掛けた。また問題の粉チーズを口にして健康に被害を受けた場合、同社が責任を負うとしている。

 一方その他のピザチェーン、ナポリピザ(拿坡里披薩)、ドミノピザ(達美楽披薩)は共に「使用している粉チーズは中国で生産したものではない」として消費者に安全を強調した。