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キヤノン、石炭施設などに40億元追加投資


ニュース 電子 作成日:2008年9月29日_記事番号:T00010554

キヤノン、石炭施設などに40億元追加投資


 29日付経済日報によると、キヤノンが台中港に石炭貯蔵・輸送施設および複合素材の新工場設置を決定した。投資額は合計で40億台湾元(約132億円)に達するとみられる。

 同社は先ごろ台中工務局に104号埠頭(ふとう)の約20ヘクタールの用地の追加租借を申請。同地に大型ドームの石炭貯蔵・加工施設を設けた上、将来的に石炭から微量元素を抽出する工場を設置して、デジタルカメラや携帯電話に用いる複合材料用として供給する。余った石炭は、火力発電所に提供する。 

 キャノンは9月3日に台中加工輸出区でデジタルカメラ用交換レンズなどの新工場のくわ入れを行っている。投資額は25億元で2009年6月に竣工、8月に生産を始める予定。

 同社の昨年の売上高は45億元で、今年は62億元、10年に100億元の突破を目標としている。新工場では新たに600人を採用する予定で、その段階で台湾キャノンの従業員は3,000人に達する。