中央大学台湾経済発展研究中心（台経中心）が30日発表した９月の消費者信頼感指数（ＣＣＩ）は、前月比で1.52ポイント下落して54.32ポイントとなり、３カ月連続で過去最低を更新した。１日付聯合報が報じた。
ＣＣＩを構成する６項目はすべてポイントを下げ、100ポイントを下回る「悲観」傾向となっている。中でも低い数値だったのは、▽今後半年間の物価水準、19.35ポイント（前月比0.9ポイント下落）▽今後半年間の域内景気、44.25ポイント（0.6ポイント下落）▽今後半年間の家庭の経済状況、44.65ポイント（1.05ポイント下落）──だ。
下落幅が大きかったのは、「今後半年間の株式投資のチャンス」（53.4ポイント）で、前月比で4.5ポイント下落した。世界的な金融不安による株式市場の下落が数値を引き下げたとみられる。
調査は９月19～22日に電話で行われ、有効サンプル数は2,475件だった。
