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7月の対中輸出額、6年来最低の4.4%増


ニュース その他分野 作成日:2008年10月1日_記事番号:T00010592

7月の対中輸出額、6年来最低の4.4%増

 
 7月の対中輸出額は、前年同月比4.4%増の67億4,000万米ドルだった。春節(旧正月)時期の数値を除くと、2002年以来で過去最低だ。なお、上半期の成長率は21.7%だった。経済部国際貿易局(国貿局)の統計として、1日付経済日報が報じた。

 国貿局によると、対中輸出額が伸びなかった主因は、全体の35.8%を占める電機設備と部品が前年同月比で10.7%の減少となったことだ。また、液晶パネルも不景気で需要が伸びず、上半期の成長率は60%に上ったが、7月は26%まで落ち込んだ。

 中国からの輸入額は、前年同月比13.8%増の29億5,000万米ドルで、過去2番目の伸び率だった。中台の分業体制が進み、電子製品の半製品や部品の輸入が増加したことが主因だ。

 対中貿易黒字は、前年同月比1.9%増の37億9,000万米ドルだった。