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新光人寿、自己資本強化で127億元増資


ニュース 金融 作成日:2008年10月1日_記事番号:T00010594

新光人寿、自己資本強化で127億元増資

 
 生保大手の新光人寿保険は、リスクベース自己資本比率(RBC)の引き上げを目的として、127億台湾元(418億円)の第三者割当増資を実施する。親会社の新光金融控股が30日発表した。1日付工商時報が伝えた。

 新株は80億元分が戦略提携に伴う大株主向けの普通株、47億元分は親会社の新光金控が引き受ける丁種特別株(優先株)となる。戦略提携先は明らかにされていないが、第一生命の名前が挙がっている。10月末の臨時株主総会で正式決定する。新光人寿は今回の増資により、RBCを250%以上に引き上げ、サブプライム問題で弱った財務体質を強化する。上期にも100億元の増資を実施しており、通年で増資規模は227億元に達することになる。

 一方、新光人寿は台中市英才路にある面積約1,200坪の土地も売却することを決めた。同社はまた、10月中旬にも台北市の信義計画区で「A10区画」の土地使用権売却入札に参加する予定だ。