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コストコ販売のビスケット、メラミン検出で回収


ニュース 食品 作成日:2008年10月1日_記事番号:T00010605

コストコ販売のビスケット、メラミン検出で回収

 
 有害物質メラミンが混入された商品が新たに1つ回収された。晨鴻食品(台北市松山区)は30日、台北市衛生局に対し、同社がマレーシアから輸入して代理販売を行う「[ロ海]一点[女乃]概多vs起士三明治」(ミルク・チーズ・サンドビスケット)から29.818ppmのメラミンが検出されたと通報した。同商品は米系量販店、コストコ(好市多)の、台湾全土の店舗およびインターネットで販売されていた。2万1,000箱すべてを回収済みとしているが、衛生局ではさらに詳細な調査を進めている。1日付自由時報が報じた。

 晨鴻食品によると、同商品は、台中県のある企業が輸入し同社が代理販売していたもので、販売期間は約1年、全販売量は調査中としている。

 コストコでは過去4カ月に1万5,000人以上が同商品を購入したとしており、3日以内に消費者に通知し、無条件で代金の返還を行うとしている。

 晨鴻のビスケットのほか、最近メラミンが検出されたピザハット(必勝客)の粉チーズもマレーシアで生産されたものだったことから、衛生署食品衛生処の謝定宏副処長は「同国から輸 入された乳製品に対する抜き取り検査を強化する」と表明した。