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省エネ家電購入、2千元の補助制度スタート


ニュース 家電 作成日:2008年10月1日_記事番号:T00010609

省エネ家電購入、2千元の補助制度スタート

 
 行政院は民間消費刺激策の一環として、1日から省エネマークが付いたエアコン、冷蔵庫、洗濯機など台湾製の家電製品を購入する消費者に2,000台湾元(約6,600円)の補助を行う。業界は補助金制度の導入で半年以内に50億~60億元の需要が生まれると見込んでいる。1日付工商時報が伝えた。

 このうち、パナソニック台湾はエアコン、冷蔵庫、洗濯機で相次いで省エネマークの認証を取得しており、補助金制度の大きな恩恵を受ける見通しだ。

 家電大手の声宝(サンポ)は、補助金制度による消費喚起効果が54億元に達すると試算している。

 大同は「上半期に9億~10億元だった毎月の売上高が、9月には8億元に落ち込んだが、10月には10億元まで回復できるのではないか」と期待を込めた。

 台湾三洋電機は「下半期に入り景気が急速に冷え込んでいる。月売上高は前年同期を20%以上下回っており、補助金制度が家電市場のカンフル剤になれば」と話している。