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台湾大哥大、固定電話への通話を大幅値下げ


ニュース 電子 作成日:2008年10月1日_記事番号:T00010613

台湾大哥大、固定電話への通話を大幅値下げ

 
 台湾大哥大(タイワン・モバイル)は30日、携帯電話から固定電話への通話料金を3 分1.5台湾元(約4.9円)とする新しいプラン「新市話299」を発表した。同料金は、毎分4.8~6元という業界各社の料金より大幅に安いだけでなく、インフラを抱え、他社から接続費を徴収する中華電信(3分1.6元)をも下回るものとなっており、同社への強い対決姿勢を示したものとみられる。1日付工商時報が報じた。
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 台湾大哥大の「新市話299」は月額基本料金が299元で、さらに毎月、同社ネットワーク内外、固定電話への通話がいずれも利用可能な30分間の無料通話がプレゼントされる。

 台湾大哥大の賴弦五運営長は、「中華電信への接続料(毎分0.59~0.79元)を考えると、3分1.5元という料金は単純に計算すれば赤字となる」と認めたが、「2分以内で通話を終える人もおり、全体で見て利益を出すことは可能」と強調した。

 また遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)もビジネスパーソン向け「遠伝菁英950」(月額基本料金950元)と若者向け「遠伝娯楽350」(同350元)の格安モバイルインターネットプランを打ち出しており、中華電信の顧客を奪いたい考えとみられる。