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奇美電など3社、ウォルマートから電子看板受注


ニュース 電子 作成日:2008年10月1日_記事番号:T00010615

奇美電など3社、ウォルマートから電子看板受注


 奇美集団傘下の奇菱科技(チーリン・テクノロジー)、奇美電子(CMO)、中強光電(コアトロニック)の企業連合が、米小売り最大手ウォルマート・ストアーズの2,700店舗の店内で使用されるデジタルサイネージ(電子看板)の受注に成功した。受注量は2年で2万7,000セット。1日付経済日報が報じた。

 ウォルマートは先ごろ、同社のインテリジェントネットワーク(IN)システムの更新を発表し、公共用通信システム・インテグレーション(統合)サービス米最大手のプラナー・システムズが同プロジェクトを受注した。プラナー・システムズは奇菱科技と中強光電を受託パートナーとし、パネルは奇美電の製品を採用している。このうち中強光電が請け負う中小型デジタルサイネージはタッチパネル機能搭載型となる。

 ディスプレイサーチの統計によると、世界のデジタルサイネージ市場は現在大幅な成長を遂げており、特に商業化が進んでいる米国および欧州での成長が速い。最近世界的にパネル需要が低迷する中、デジタルサイネージ市場は、液晶パネルメーカーの成長を支える一つの柱となるとみられる。