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中華映管、10月も10%減産を継続


ニュース 電子 作成日:2008年10月1日_記事番号:T00010617

中華映管、10月も10%減産を継続

  
 中華映管(CPT)が、市況に大きな変化が見られないことを理由に10月もパネルの10%減産を続けると表明した。10月の減産継続表明は域内パネルメーカーで初めて。韓国LGディスプレイ(LGD)が先日、10月は減産を行わないと表明したため、台湾各社の対応が注目されていた。中華映管以外のメーカーは現段階で態度を保留しているが、第4四半期も減産を継続する可能性が高いとみられている。1日付工商時報が報じた。

 中華映管は7月から減産に入っているが、それまでは毎月第6世代ガラス基板9万枚を投入していた。ただ中小型パネルは最近需要が回復を見せており、生産能力利用率も若干上昇しているという。11、12月の減産については、現在パネル業界の見通しがかなり悪いため、今後の受注および価格状況を見た上で決定する。

 一方、奇美電子(CMO)は「10月は生産能力フル稼働とはいかない」と認めているが、減産幅は未定としてしており、第4四半期の減産計画については24日の業績説明会で発表すると説明している。瀚宇彩晶(ハンスター)は10月の減産予定はないとしており、今後減産を行うかどうかはパネル価格の変動によって決める方針だ。