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アイドリング3分で罰金、台北市が新条例


ニュース その他分野 作成日:2008年10月2日_記事番号:T00010622

アイドリング3分で罰金、台北市が新条例

 
 台北市法規委員会は1日、温室効果ガス削減策の一環として、自動車やバイクが道路や駐車場でエンジンをかけたまま3分間以上停車した場合、500~2,000台湾元(約1,650~6,600円)の罰金を科す新条例案を採択した。市議会での成立を待って、今月末にも施行する。施行後1年は周知期間とし、1年後から罰則を適用する。2日付蘋果日報が伝えた。

 罰金はバイクが500元、小型車が1,000元、大型車が2,000元で、条例制定当初は駐車場で重点取り締まりを行う。ただ、電気自動車や監督官庁が定める環境対策車、警察消防車両、テレビ局の中継車、渋滞車両などは対象から除外される。

 ドライバーも法律の趣旨には賛同しているが、「車で人を待つときにクーラーもかけられないのでは暑くて我慢できない」と心配する声も。駱尚廉・台湾大教授(環境工学)は「環境にはプラスだが、問題はどうやって条例を執行するかだ。(取り締まりよりも)呼び掛け主体でやっていくのがいいのではないか」と話した。