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作成日：2008年10月3日_記事番号：T00010664
百貨店の創業セール、顧客優待作戦が成功
百貨店業界の秋の風物詩となっている創業セールで、各社は思い切った顧客優待作戦でし のぎを削り、客足は好調な滑り出しを見せている。
３日付聯合報によると、２日から創業セールが始まった新光三越南京西路店では開店前から買い物客が列を成した。当日の購入額が5,000台湾元（約１万6,000円）に達すると500元を還元するキャンペーンが目玉だ。特に化粧品売り場は売り上げが好調で、店員からは「消費者もこれまでうっ憤がたまっていたようだ」「これだけの人出は昨年の創業セール以来だ」といった声が聞かれた。南京西路店の２日の売上高は１億8,000万元で、昨年を30％上回った。
太平洋そごう台北101店は２日、店舗撤退前の「バイバイセール」に突入。購入額が3,000元で300元を還元する優待セールで、来客数と売り上げはともに前年比３倍近い伸びを示した。
京華城も購入額5,000元で500元を還元するセールを今週末までに延長した。遠東百貨も１点当たりの購入額3,000元で300元を還元するセールで追随する。こうした還元セールが今年の主流で、業界関係者は「優待があれば消費を刺激できる」と自信を示した。
