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アサヒビールと三商行、酒類販売の合弁会社設立へ


ニュース 食品 作成日:2008年10月3日_記事番号:T00010669

アサヒビールと三商行、酒類販売の合弁会社設立へ

 
 アサヒビール(本店・東京都墨田区、荻田伍代表取締役社長)は2日、百貨店や飲食店、靴販売などをチェーン展開する総合商社、三商行(マーキュリーズ)と、総合酒類販売の合弁会社を設立することに合意し契約を締結したと発表した。三商行は業務用、消費者向けともに幅広い販売網をを持ち、アサヒビールは、これを通じて2013年までにビール販売を現在の2倍、年間100万ケース(大瓶633mlの20本入り)まで拡大したい考えだ。

 新会社の名称は三商朝日(台北市重慶北路)。資本金は2億4,000万台湾元(約7億8,000万円)で、両社が折半出資する。

 アサヒビールは1998年、台湾市場へビールの輸出を開始した。03年9月からは三商行が総販売代理を務め、06年以降毎年販売台数で過去最高を更新しており、昨年の売上高は2億3,000万元に上った。三商朝日の董事長は、三商行の陳翔立董事長が兼任し、台湾での売上高は13年に15億元に達すると予測している。

 台湾の酒類市場は60%をビールが占め、ビールの市場規模は年間4,000万ケース(缶60%、瓶40%)だ。