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作成日：2008年10月9日_記事番号：T00010786
南山人寿、新たな戦略的パートナーの出資も
経営破綻（はたん）した米ＡＩＧ系列の南山人寿保険は８日、472億2,000万台湾元（約1,440億円）の株主割当増資の実施を発表し、９日付工商時報によると、ＡＩＧはこの95％を引き受ける見通しだ。陳潤霖・同社総経理は、「ＡＩＧは増資への参加後、アジアでの保険事業に出資パートナーを募る可能性がある」と語ったが、どの程度の出資を受け入れるのかについてはコメントしなかった。９日付経済日報が報じた。
南山人寿はＡＩＧの破綻以降、契約の解約が急増しているが、陳総経理は「解約の数はここ数日、落ち着きを見せており、これまでに解約された保険契約は50億元を大きく下回っている」と話した。
ＡＩＧは南山人寿の経営権を維持する構えを見せたが、台湾におけるその他の出資先に関して情報筋は、友邦証券（ＡＩＧウェルス・マネジメント）は既に売却することが内部決定し、友邦証券投資信託、友邦証券投資顧問も売却リストに入っていると語った。
