群創光電（イノルックス・ディスプレイ）が８日発表した９月売上高は147億2,300万台湾元（約453億円）で、前年比5.7％減、前月比18.22％増だった。第３四半期では前年比4.3％減の413億4,500万元にとどまった。９日付工商時報が伝えた。
一方、中華映管（ＣＰＴ）の同月売上高は94億9,000億元で、前年比40.1％減、前月比7.3％増だった。第３四半期は前年比43.3％減の262億5,700万元。同月の大型ＴＦＴパネルの出荷枚数は前月比6.7％増、前年同月比23.5％減の200万枚。中小型パネルの出荷枚数は前月比2.7％減の660万3,000枚だった。
両社とも友達光電（ＡＵＯ）と奇美電子（ＣＭＯ）と同様の前年同月比マイナスで、パネル業界の不振があらためて浮き彫りになった。
