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作成日：2008年10月15日_記事番号：T00010906
鴻海とＨＰ提携のロシア工場、操業延期に
鴻海精密工業が、米ヒューレット・パッカード（ＨＰ）と合弁で来年年初の操業開始を計画していたロシア・サンクトペテルブルク市のパソコン（ＰＣ）組み立て工場の、操業時期の延期が明らかとなった。同市では、「延期は決まっているが、その理由は聞いていない」としている。15日付蘋果日報が報じた。
丁祈安同社スポークスパーソンはこの件について、「聞いたことがない」とコメントした。同社関係者によると、ＨＰとの関係に変化があった訳ではなく、ＨＰが世界的な景気の悪化に伴う措置として延期を提案、鴻海がこれに応じたという。
同工場は両社により5,000万米ドルが投じられ、既に着工している。完成後の生産能力はＰＣ４万台で、コンシューマ用、ビジネス用ともに生産することになっていた。
