ニュース 政治 作成日:2008年10月16日_記事番号:T00010914
中国製の汚染粉ミルクが台湾市場に流通した事件に関連して、「中国が正式に謝罪を表明すれば、陳雲林・海峡両岸関係協会(海協会、中国)の台湾訪問を受け入れられる」と考える住民が全体の52.36%に上ることが、行政院大陸委員会(陸委会)が15日発表した中台関係に関するアンケート調査で明らかになった。これについて劉徳勲陸委会報道官は、劉兆玄行政院長が既に中国に対し、正式謝罪を求めていると指摘した。16日付中国時報が報じた。
一方で、「2回目の中台公式対話が台湾で行われることに賛成」と回答した住民は64.29%に上った。「陳海協会会長の台湾訪問は、台湾の尊厳と利益を傷つけない」と答えた住民も55.51%で、中台対話には賛成でも、中国は汚染粉ミルク事件の道義的責任を明確にすべきという民意がうかがえる。
また、「台湾の法律と国際的な保育条件に合致するのであれば、パンダの受け入れに賛成」と回答したのは、全体の65.22%だった。
このほか、「中国政府は台湾政府に対して友好的でない」と回答した住民は64.85%に上り、「中国政府は台湾住民に対して友好的ではない」は45.98%だった。
同調査は、陸委会が信用調査機関、中華徴信所に委託して10~12日に20~69歳の住民を対象に行われた。サンプル件数は1,081件。
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