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民進党デモ計画、陳前総統の出席是非で論議


ニュース 政治 作成日:2008年10月16日_記事番号:T00010915

民進党デモ計画、陳前総統の出席是非で論議


 陳水扁前総統は15日、民進党中央が25日に計画している反馬英九政権デモについて、「必ず街頭に立つ」と参加に強い意欲を示した。しかし、マネーロンダリング(資金洗浄)疑惑の渦中にある陳前総統と距離を置きたい党中央にはデモ参加を認めるべきではないとの意見があり、紛糾が予想される。16日付中国時報が伝えた。

 陳前総統は遊説先の高雄県内で、「馬英九総統の就任以来、台湾経済は大幅に減速しており、新政権が前政権より優れてはいないことが証明された」などと述べ、デモ当日には、馬総統の謝罪や劉兆玄行政院長の辞任などを訴えようと呼び掛けた。 

 これに対し、民進党内では陳前総統と一線を画す動きが進んでおり、同日の中央常務委員会では、一審有罪ならば陳前総統を除名処分にすることを再確認した。楊秋興高雄県長からは「党を著しく傷つけていることを直視すべきだ」などと陳前総統に対する厳しい声が飛んだ。