ニュース
商業・サービス
作成日：2008年10月17日_記事番号：T00010950
テレサ・テン記念館、台北県が設立を検討
台湾、香港などの中華圏や日本などで絶大な人気を誇った歌手、テレサ・テン（本名・鄧麗君）の記念館設立が台北県政府などにより計画されている。観光客が多数訪れ、中台間の週末直航チャーター便での観光ツアーにも組み入れられた、墓地がある「筠園（台北県金山郷）」に加え、新たな観光スポットが誕生することになりそうだ。17日付蘋果日報が伝えた。
鄧麗君記念館には、台北県政府が今年既に150万台湾元（約470万円）の予算を組んでおり、鄧麗君文教基金会がテレサ・テンのステージ衣装や、家具などの展示品を寄付する方向だ。設立自体については両者の間で既に合意に達したという。
建設予定地は、墓地のある金山郷のほか、住居のあった蘆州市も候補に上がっている。基金会の鄧長富董事長は、「墓地から遠すぎない、観光客の移動の便利さを考慮した場所にしたい」と語っている。
