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自動車・二輪車
作成日：2008年10月27日_記事番号：T00011150
ホンダ、フィットを発売
台湾ホンダは24日、台湾生産の小型ハッチバック車、「フィット」を発売した。エンジンは1,500cc、「1.5VTi－S」「1.5VTi」の２グレードで、価格はそれぞれ59万9,000台湾元（169万円）、57万9,000元だ。25日付経済日報が報じた。
ホンダのアジア・大洋州本部長を務める池史彦常務は新車発表会で、「自動車業界は今後１～２年、厳しさを覚悟しなければならない」と語った。台湾の新車販売台数は2005年の51万4,000台をピークに急減し、今年は23万台と予測されている。台湾ホンダはフィットの発売により、小型車市場でのシェア拡大を目指すが、新車市場全体については「楽観視する理由がない」と述べた。今年は23万台に届かない恐れがあり、来年は21万台と予測している。
また、トヨタ車生産の国瑞汽車は今年１～９月、初の損失（約７億元）を計上、生産ライン稼働率は50％に満たない。トヨタの総代理店である和泰汽車の幹部は、来年の台湾の新車販売台数は今年よりさらに10％減少するという予測を明らかにした。
