友達光電（ＡＵＯ）は24日、陳来助総経理兼営運長が来年１月１日付で総経理兼執行長（ＣＥＯ）に昇格する人事を発表した。陳炫彬現執行長は兼務を解かれ、副董事長ポストにとどまる。今回の人事は李焜耀董事長から陳来助新執行長への経営陣の世代交代を反映した動きだ。25日付経済日報が伝えた。
陳来助氏は昨年９月、総経理と営運長（ＣＯＯ）に就任し、環境配慮型の経営を指揮してきたことが取締役会で支持され、執行長への就任が決まった。
同社ウエブサイトによると、陳来助氏は大同大学化学工学系を卒業後、清華大学で化学工学の博士号を取得。達碁科技液晶ディスプレイ第１工場長を経て友達光電に入社。新竹工場長、デスクトップ型ディスプレイ事業群責任者、製造本部副総経理を経て現職。研究開発（Ｒ＆Ｄ）から生産現場、マーケティングまで広い経験を持つ。
