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高雄市の大立百貨、無印良品とドンキ大型店オープン【図表】(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2023年12月5日_記事番号:T00112571

高雄市の大立百貨、無印良品とドンキ大型店オープン【図表】(トップニュース)/台湾

 高雄市前金区の百貨店、大立百貨(TALEE’S)できょう5日、生活雑貨・日用品の無印良品(MUJI)が台湾最大規模の旗艦店をオープンした。7日には、総合ディスカウントストア大手「ドン・キホーテ」が台湾最大規模の「DON DON DONKI 高雄大立」をオープンする。日本ブランドの出店で、来店客の若返りを図る。大立百貨は、2店の入居で売上高が7億台湾元(約33億円)増加し、年間売上高は20%増えると予想した。5日付工商時報などが報じた。

/date/2023/12/05/00muji_2.jpg「良品市場」では、高雄産のグアバなど果物を使ったジャムやクッキー、茶などを販売する(無印良品リリースより)

 無印良品の大立旗艦店は、大立百貨の1階と2階に入居した。面積は870坪。南部初のオーダーカーテンや刺繍サービスを提供するほか、高雄市の農家による農産物や食品などを販売する「良品市場」(36坪)を設けた。初のブランチレストランは、広さ46坪で48席。ドリンクは90~120元、軽食は240~390元で提供する。 

/date/2023/12/05/00embroidery_2.jpg購入した布製品に刺繍を入れることができる(無印良品リリースより)

 

/date/2023/12/05/00muji_restaurant_2.jpg軽食レストランは、シチューやサラダセットなどを提供する(無印良品リリースより)

 DON DON DONKI高雄大立は、大立百貨の地下1階にオープンする。南部初の出店だ。面積は約1200坪。流行の商品やインスタグラム(IG)で話題の商品などを販売するコーナー「COCOKAWAII」などを設置する。

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 大立百貨は2024〜25年に、天然とんこつラーメン専門店「一蘭」やアップルの直営店などを誘致する計画だ。26年の売上高は30億元を目指している。

高雄市北部の客足取り戻す

 大立百貨は1984年に開業し、現存の高雄市の百貨店で最も歴史が長い。かつて年間売上高は34億元に上ったが、近年は▽新光三越百貨の高雄左営店、▽統一夢時代購物中心(ドリームモール)、▽漢神巨蛋購物広場(漢神アリーナショッピングプラザ)──など高雄市北部の店舗に客足が移っている。

 大立百貨は18年から10億元を投じて改装を進めている。20年5月、書店とカフェが融合したブックカフェ「TSUTAYA BOOKSTORE高雄大立店」をオープンした。

 

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