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味全、中国乳製品市場進出へ


ニュース 食品 作成日:2007年6月22日_記事番号:T00001128

味全、中国乳製品市場進出へ


 食品大手、味全の魏応充董事長は21日、来年に中国の乳製品市場に進出することを表明した。

 同社は浙江省安吉に自社牧場を所有しており、現地で新鮮な原料が入手可能なことから、当初はすでに一定の顧客を得ている華東地域で主にヨーグルトを販売し、蒙牛集団など中国大手との直接的な競合は避ける。現在飼育している乳牛は約800頭で、来年以降増やしていく予定。

 味全の昨年の売上高は魏氏が董事長に就任以来最高の105億7,400万台湾元を記録し、税引前利益4億7,200万元、税引後当期利益は4億4,900万元、年率56%の伸びとなり、一株当り0.89元の利益となった。

 しかし依然負債が8億5,200万元あることから、株主総会では無配が決定した。負債を早期に償還するため、専門家と今後の対策を専門家と協議していくとしている。