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東貿国際、中国での眼科経営に参入


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年11月3日_記事番号:T00011302

東貿国際、中国での眼科経営に参入

 
 医療機器メーカーの東貿国際(エンフィールド・メディカル)はこのほど、中国で眼科医院を展開する米パシフィック・センチュリー・エンタープライズの香港法人に242万米ドルを出資し、同社株式の20%を取得した。3日付経済日報が伝えた。

 東貿国際は出資を通じ、中国で「博愛眼科」のチェーン展開に参入し、拠点数を5カ所から7カ所に拡充する。また、今後3年以内に博愛眼科チェーンに対する出資比率を51%に拡大する。

 同社の傅輝東董事長は「中国の眼科市場は今後10年間で大きな伸びが期待できる。眼科を足掛かりにして、ほかの医療領域にも進出を図りたい」と述べた。

 博愛眼科は現在、▽北京▽南昌(江西省)▽臨沂(山東省)▽鄭州(河南省)──に展開しており、白内障治療を得意としている。来年初めには鄭州に2カ所目を開業する。

 パシフィック・センチュリーは東貿国際の出資を受け、北京、天津に進出を図る方針だ。東貿国際は中国の40カ所の医療機関が将来的に博愛眼科のチェーン展開に参加すると試算している。