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味全食品、5年で売上倍増目指す


ニュース 食品 作成日:2008年11月3日_記事番号:T00011307

味全食品、5年で売上倍増目指す

 
 味全食品工業の魏応充董事長は1日、創業55周年の記念式典で、「創業60年までに台湾での売り上げを200億台湾元(約598億円)に倍増させる」という目標を語った。2日付経済日報が伝えた。
 
 魏董事長は、同社の成長要因について「業績向上によるものと買収合併によるものがある。台湾市場の成長余地は限られているため、今後は後者に力を入れ、買収先の売り上げと顧客を積極的に吸収していく」と意気込みを示した。
 
 味全の1~9月の売上高は前年比5.38%増の87億元で、コスト管理の強化により、営業利益率は6.29%に上昇した。また、汚染粉ミルク事件により、中国での粉ミルク販売が激増し、純利益は4億元と、過去10年で最高額に達した。第4四半期は原料価格の下落が追い風となって、通年の純利益は5億元を超えるとみられている。