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茂徳のQ3損失、過去最悪の88億元


ニュース 電子 作成日:2008年11月3日_記事番号:T00011310

茂徳のQ3損失、過去最悪の88億元

 
 DRAM大手4社の第3四半期業績が出そろい、このうち茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)の損失は前期比約5割増の87億9,000万台湾元(約263億円)で、同社の四半期業績としては過去最悪となった。3日付経済日報が報じた。 
 
 このほか3社の損失額は、▽力晶半導体(PSC)、150億元▽南亜科技、87億6,800万元▽華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、40億5,100万元──で、4社合計では約366億元、1~9月通算では908億元に達した。
 
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 DRAM業界は依然供給過剰と価格の低迷が続いており、各社は第4四半期も赤字を計上する見通しで、4社合計の損失額は通年で1,000億元の大台に達することは間違いないとみられている。 
 
 茂徳は10月から8インチウエハー工場の稼働を休止したことで、第4四半期は10~15%の減産となる見通しだ。