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広達のQ3純利益、単期で過去最高


ニュース 電子 作成日:2008年11月3日_記事番号:T00011313

広達のQ3純利益、単期で過去最高

 
 広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の第3四半期純利益は、前期比43.34%増の72億1,000万台湾元(約216億円)で、単期として過去最高額を記録した。売上高は前期比3.3%減の2,040億6,400万元で、営業利益は同26.4%増の56億1,000万元だった。1日付経済日報が伝えた。
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 同社は31日の業績説明会で、今年のノートパソコン(ノートPC)通年出荷目標を、当初の4,000万台から3,800万台に下方修正した。主に一部の顧客の出荷が遅れていることを原因に挙げた。既に外資系証券会社が出荷予測の下方修正を行っており、同社の発表は市場の予測通りだという。

 林百里董事長は今年のクリスマスシーズンの見通しについて、「ノートPCは必需品のため、景気悪化の影響は少ない」と述べた。梁次震副董事長も「広達が受託製造を請負っている顧客メーカーには、他ブランドと一線を画したニーズがあるため、第4四半期の出荷成長率は同業他社より高い見込みだ」と自信を示した。

 証券会社では、宏碁(エイサー)の低価格ノートPC(ネットブック)とアップルからの受注を握っていることが、同社の成長につながっていると分析している。