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作成日：2008年11月5日_記事番号：T00011356
陳前総統の側近、馬永成氏を逮捕
陳水扁前総統のマネーロンダリング（資金洗浄）疑惑を捜査している最高検察庁特別偵査組（特捜部）は４日、国務機密費の不正流用で陳前総統と共謀した業務上横領の疑いで、側近の馬永成容疑者を逮捕した。５日付聯合報などが伝えた。
検察はこれまでの調べで、馬容疑者が陳前総統と共謀し、数千万台湾元（１台湾元＝約3.05円）の国務機密費を不正流用したとの疑いが強まり、証拠隠滅の恐れがあるとして、馬容疑者の逮捕に踏み切った。
馬容疑者は2000年５月から05年１月まで総統弁公室主任を務め、国務機密費の支出処理を担当していたとされる。
馬容疑者は逮捕前の７時間にわたる事情聴取で、容疑の一部を認めているという。
