ニュース 運輸 作成日:2024年3月14日_記事番号:T00114221
航空大手、長栄航空(エバー航空)が13日発表した2023年の純利益は前年の3倍の215億9400万台湾元(約1000億円)で、新型コロナウイルス流行前を上回り、過去最高を更新した。過去5年の純損益の合計を上回った。23年の連結売上高は45%増の2003億5700万元で、台湾の航空会社で初めて2000億元を超えた。エバー航空は、アフターコロナで海外旅行需要が旺盛で、旅客便の運航便数はコロナ前の83%まで回復しており、今年も日本、香港、北米便などを増便すると説明した。14日付経済日報などが報じた。
23年の旅客収入は1358億元で前年の4.26倍、過去最高だった。旅客数は1127万人で前年の5倍だった。貨物収入は54.2%減の414億元で、輸送量は16.7%減少の70万トン、積載率は72.8%だった。
日本など、2月搭乗率90%超
今年2月の連結売上高は前年同月比28.58%増の165億6000万元で、同月として過去最高だった。旅客収入は47.94%増の119億2000万元だった。春節(旧正月、24年は2月10日)連休があり、日本、韓国、東南アジアなどの搭乗率は90%を超えた。
1~2月の連結売上高は前年同期比21.86%増の341億9500万元で、同期として過去最高だった。運航便数は19年のコロナ前の90%まで回復した。
エバー航空は、3月6日に台北(桃園)~松山(愛媛県松山市)線の運航を再開した。日本9都市に週126便を運航している。
4月12日から高雄~香港線を就航する。6月25日には台北(桃園)~米シアトル線を週10便に増便する。
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