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高鉄で検査車脱線、台北駅が終日閉鎖のトラブル


ニュース 運輸 作成日:2008年11月7日_記事番号:T00011424

高鉄で検査車脱線、台北駅が終日閉鎖のトラブル

 
 台湾高速鉄道(高鉄)の台北~板橋駅間で6日未明、検査車両の前輪が線路上に乗り上げる脱線トラブルが起こり、この影響で台北駅が終日使用不能となった。これにより、約4万5,000人の利用者が隣の板橋駅での乗り降りを余儀なくされた。こうしたトラブルは高鉄の開通以降初めて。7日からは通常通り運行している。7日付蘋果日報が報じた。

 問題の検査車両は午前5時、台北駅のホームから300メートル板橋駅寄りのトンネル内で脱線し、線路上に取り付けられた列車の走行方向変更スイッチも故障した。高鉄は6時30分、台北駅6時30分発の高雄左営駅行きの403便、同6時36分発の103便を運休すると同時に、台北~板橋駅間の終日運休を決定した。左営行き始発となった105便は19分遅れの7時28分、板橋駅から出発した。

 高鉄は、休便となった403、103便、および台北~板橋駅間の乗車券購入者へ返金を行う。403、103便を予約購入したが、105、407便に振り替えた乗客には半額を返金する。