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米AIG、南山人寿株式を一部売却か


ニュース 金融 作成日:2008年11月7日_記事番号:T00011428

米AIG、南山人寿株式を一部売却か

 
 経営再建中の米保険最大手AIGが資産売却を進める過程で、台湾生保2位の南山人寿保険の株式を一部売却する方針を固めたとの観測が広がっている。7日付経済日報が伝えた。

 南山人寿幹部は6日、「関連する情報は聞いていないが、親会社AIGは南山人寿に戦略的投資パートナーを迎え入れ、一部株式を売却することを排除しない方針を示していた」と語った。

 消息筋によると、AIGは売却先を探すため、財務コンサルタント会社と契約し、国泰金融控股、新光金融控股、富邦金融控股、兆豊金融控股など有力金融持ち株会社と非公式に接触を開始した模様だ。このほか、英プルデンシャルも先ごろ、AIGのアジア資産取得に前向きな姿勢を示しており、対応が注目される。

 南山人寿は10月上旬の取締役会で472億台湾元(約1,400億円)の増資を決議し、AIGも持ち株比率に沿って引き受け意向を示している。