中国鋼鉄（ＣＳＣ）の７日の発表によると、10月の売上高は前月比1.02％増、前年同月比33.46％増の246億1,800万台湾元（約736億5,000万円）だった。今年１～10月の売上高は前年同期比32.3％増の2,258億2,700万元だった。８日付蘋果日報が報じた。
10月の生産量は前年同期比11.42％減の78万7,000トンだった。域内販売と輸出を合わせた販売量は83万4,200トンで、今年最低だった９月の77万3,400万トンは上回ったものの、依然として低い水準だった。
10日付工商時報によると、今月下旬に発表される来期の販売価格は下落が予想され、中鋼の第４四半期の業績に影響が出るとみられる中、同社は原料供給元に年内の値下げ実施を要求していることを明らかにした。その結果によっては、予測を上回る業績となる可能性もあるとしている。
