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作成日：2008年11月13日_記事番号：T00011552
「司法に直面するほか道はない」、陳前総統逮捕で馬総統
国務機密費の着服容疑などで12日に逮捕・収監された陳水扁前総統が「当局による政治的迫害」と訴えていることについて馬英九総統は同日行われたテレビ局のインタビューで、「政治家が何かあればすぐに政治迫害と言うようでは、永遠に民主国家にはなれない。無責任な言動であり、最終的に司法への不信を招く」と語り批判した。
馬総統はまた、陳前総統を特赦の対象にする考えはあるかという質問に対し、「現段階では有罪になった場合どう対応する、とは言えない。ただ静かに判決を待つだけだ」と指摘した。
なお、陳前総統の逮捕については李登輝元総統も、「どこが迫害でぬれぎぬなのか。司法当局はまじめにやるべきことをやっている」と語り、捜査は妥当という見方を示した。
