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作成日：2008年11月13日_記事番号：T00011560
中国信託金控、南山人寿の株式取得を検討
中国信託金融控股（中信金控）の辜濂松董事長は12日、経営再建中の米保険最大手ＡＩＧが南山人寿保険の持ち株を売却すると伝えられる中、南山人寿の株式取得を検討していることを明らかにした。13日付経済日報が報じた。
中信金控は先週の業績説明会で、生命保険事業への展開意欲を示すなど、生保事業にはもともと関心を持っていた。今年上半期にはオランダ金融大手ＩＮＧグループ傘下の生保会社、安泰人寿保険との交渉に乗り出したが破談となり、最終的には富邦金融控股が10月、ＩＮＧ安泰人寿の買収を発表した。
南山人寿の株式取得に関心を示している金融持ち株会社は現時点で、▽中信金控▽新光金融控股▽国泰金融控股▽富邦金控▽永豊金融控股▽兆豊金融控股──の計６社だ。
なお、経済部投資審議委員会（投審会）は12日、ＡＩＧによる南山人寿への451億台湾元（1,300億円）の増資を認可した。
