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作成日：2008年11月13日_記事番号：T00011574
鴻海、2.7億ドルの海外投資案に認可
鴻海精密工業が英領ケイマン諸島の子会社、富士康遠東（フォックスコン・ファーイースト）に２億7,000万米ドルを投資する計画が12日、経済部投資審議委員会（投審会）による認可を受けた。富士康遠東にいったん投資された資金はメキシコや米国、チェコ、ハンガリーなどの海外拠点に出資されるほか、70カ所以上ある中国の拠点にも分配される可能性がある。13日付経済日報が報じた。
鴻海は先月、中国の鴻富晋精密工業（山西省太原市）に5,000万米ドル、富誉電子科技（江蘇省淮安市）に6,000万米ドル、富泰京精密電子（北京）に2,159万4,000米ドル、合計１億3,000万米ドルの増資案が投審会に認可されたばかりで、海外拠点拡大に積極的だ。
投審会が12日に承認した海外投資案はほかに、友達光電（ＡＵＯ）の達運精密工業（アモイ）に対する4,000万米ドルの増資案や、精英電脳（ＥＣＳ）による興英科技（深圳）への5,000万米ドルの増資計画など。
