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陳前総統、ハンスト5日で強制入院


ニュース 政治 作成日:2008年11月17日_記事番号:T00011617

陳前総統、ハンスト5日で強制入院


 国務機密費の着服容疑などで逮捕され、台北看守所に収監中の陳水扁前総統は16日夜、収監初日より続けてきたハンガー・ストライキによって著しく体力が弱ったため、亜東紀念医院(台北県板橋市)に緊急搬送された。命に別状はないという。17日付自由時報などが報じた。
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厳重な警備の中、転院する陳前総統。犯罪が疑わしいという見方から、「政治迫害」を叫ぶハンストには正当性がないという批判も出ている
(17日中央社)

 病院の説明によると、搬送された際、陳前総統の意識ははっきりしており、血圧は最高150mmHg、最低80mmHg、心拍数は108で正常値の範囲内だった。しかし脱水症状がひどく、点滴による栄養補給を施したが、仮に絶食を続けていれば、生命に危険が及ぶ恐れもあったという。

 陳前総統は17日午前8時過ぎ、警備上の問題から、台北県立板橋医院に転院した。様子を見ながら2~3日入院することになりそうだという。