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中国鋼鉄の来期価格、引き下げ幅2割以上か


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年11月17日_記事番号:T00011631

中国鋼鉄の来期価格、引き下げ幅2割以上か

 
 中国鋼鉄(CSC)は11月26日に来年第1四半期の域内オファー価格を発表するが、関係者によると、熱延スポット価格の下落が続いていること、および中国が鉄鋼製品の輸出関税を廃止したことを受けて、熱延1トン当たりの下げ幅は2006年第1四半期以来で最大となる20%以上の、6,000~6,500台湾元(約1万7,600~1万9,000円)となりそうだ。15日付経済日報が報じた。

 この関係者はまた、域内の熱延ロールの取引価格は7月の1トン当たり3万3,000元から1万8,000~1万9,000元水準まで下落したことを指摘しつつ、「中鋼の熱延価格は現在2万8,000元で、市場価格に近づけようとするのであれば1万元の値下げが必要だが、そこまでの大幅な値下げは行わないだろう」という見通しも語った。