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中国の財界関係者来台、人数制限を緩和へ


ニュース その他分野 作成日:2008年11月18日_記事番号:T00011649

中国の財界関係者来台、人数制限を緩和へ

 
 中台の経済交流が新たな局面を迎える中、中国財界関係者の台湾訪問政策にも大幅な緩和が実施される。経済部投資審議委員会(投審会)では、現行で工商団体1団体につき年間30人以下に制限されている財界関係者の来台人数を、同200人以下にまで拡大するよう関連法の改正を行い、今週中に公告、実施する予定だ。18日付経済日報が報じた。

 中台間経済交流の活発化に伴い、中国の財界関係者の来台数も急速に増えている。台湾企業の招待による中国ビジネス関係者の来台人数は、従来月に2,000人程度だったのが9月は3,679人まで増加し、台湾の工商団体の招きによる中国側団体の来台人数は月700人程度から、9月は3,734人に急増した。

 行政院大陸委員会(陸委会)の傅棟成副主任委員は先ごろ、「多くの工商・文教団体から、大陸(中国)の専門家に対する来台制限が厳しすぎ、専門分野での両岸(中台)交流を阻害しているとの意見が挙がっている」として「制限緩和を検討する」と発言していた。