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金融持ち株会社8社、大規模忘年会は開催せず


ニュース 金融 作成日:2008年11月18日_記事番号:T00011655

金融持ち株会社8社、大規模忘年会は開催せず

 
 台湾では例年春節(旧正月)前に、大手企業の多くが大規模な会場を借り切って、盛大な忘年会(尾牙)パーティーを催す習慣があるが、金融持ち株会社では今年、世界金融危機の影響から大手8社がこれを実施しないと表明している。忘年会中止により1社平均1,000万台湾元(約2,900万円)以上の経費が節減できるという。18日付蘋果日報が報じた。

 大規模な忘年会を開催しないと表明している金融持ち株会社は、▽台湾金融控股(台湾金控)▽第一金融控股(第一金)▽中華開発金融控股(開発金)▽中国信託金融控股(中信金)▽富邦金融控股(富邦金)▽新光金融控股(新光金)▽元大金融控股(元大金)▽日盛金融控股(日盛金)──の8社。

 第一金では毎年、自動車が当たる抽選を実施するなど盛大な忘年会を実施していたが、今年は各部門に分かれての食事会に縮小するという。

 富邦金は昨年、北部では世界貿易センター1号館(台北市信義区)、南部は台南世界貿易センター(台南県)に1万3,000人の従業員を集めて忘年会を開催したが、今年は各子会社に対し、各自で実施するかどうかを決めるよう指示している。