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富邦金控のアモイ商銀出資、中国当局の認可取得


ニュース 金融 作成日:2008年11月18日_記事番号:T00011656

富邦金控のアモイ商銀出資、中国当局の認可取得

 
 富邦金融控股(富邦金)の香港子会社、香港富邦銀行によるアモイ商業銀行への出資計画が17日、中国銀行業監督管理委員会に認可された。域内金融機関の傘下銀行による初めての中国進出に、龔天行・富邦金総経理は、「今後も中国、香港、台湾での合併や出資のチャンスを狙っていく」と意欲を見せた。18日付経済日報が報じた。

 観測によると、香港富邦銀によるアモイ商銀への出資額は2億3,000万人民元(約32億5,000万円)で、出資比率は19.99%とされる。

 出資は年内に実施され、香港富邦銀は今後11席まで増やされる予定のアモイ商銀董事席のうち董事3席を獲得し、行長(頭取)の指名権を手にするとみられる。行長には台北富邦銀行の高朝陽・個人金融総経理が就任する見通しだ。