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特力集団、小売事業を再編【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年11月18日_記事番号:T00011658

特力集団、小売事業を再編【表】

 
 特力集団は17日、傘下の流通事業を再編するため、「HOLA和楽家居館」などを運営する特力和楽の株式を、DIY専門店の「B&Q特力屋」を展開する全額出資子会社の特力翠豊に売却した。今後は特力翠豊がグループの小売事業を統括する持ち株会社となり、2010年の株式上場を目指す。18日付経済日報などが伝えた。
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 特力翠豊は、特力和楽の株式約60%を3億6,800万台湾元(約10億7,000万円)で取得した。特力翠豊は特力和楽を通じ、家具販売の特力和家(HOMY)と寝具ブランドの僑蒂絲(Freer)の経営権も掌握することになる。

 特力集団は今年初め、英キングフィッシャーとの折半出資だった特力翠豊の株式50%を取得し完全子会社化した。これに伴い、傘下の小売事業の再編が可能となった。

 何湯雄董事長は「今回の株式譲渡で経営資源の共有による営業コストの低減が見込める」としている。特力集団の流通事業による売上高は今年段階で150億元、2010年には200億元に達すると見込む。