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鉄鋼・金属
作成日：2008年11月18日_記事番号：T00011664
豊興の鉄筋価格、一転値上げへ
鉄筋大手、豊興鋼鉄は17日、鉄筋価格を１トン当たり2,000台湾元（16％）値上げし１万9,300元（約５万6,000円）に、スクラップ鋼買取価格を1,500元（37.5％）値上げし5,500元とした。▽政府による輸出全面解禁や公共工事の前倒し推進▽米国市場での価格上昇▽中国の大規模な内需拡大策発表──などから需要増が期待され、半年続いた価格下落が止まり反発した形だ。18日付工商時報が報じた。
鉄筋の実際の取引価格は、これまでの１トン１万2,000～１万3,000元から、１万4,000～１万5,000元になるとみられる。また市場では、今後２～３週間でさらに値上がりする可能性があるとしている。
豊興によると、最近受注がこれまでの数倍に増加し、14日から生産ラインをフル稼働しているという。
