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作成日：2008年11月19日_記事番号：T00011684
台湾シティバンク、850人削減か
米シティグループが先日、全世界の従業員の約15％に当たる５万2,000人の人員削減を発表したことから、19日付蘋果日報では、台湾のシティバンクでも同比率に基づき、約850人が解雇される恐れがあると報じている。これに対しシティバンクの管国霖・台湾区総経理は、「人数は決まっていない」と答えている。
シティバンクは18日、台湾を含むアジア太平洋地区で事業の見直しを図り、今後は不要な手順を省いて業務フローを簡略化することで効率化を図るという考えを示した。これにより、必要のなくなる職務が出る可能性が高い。また、オフィスを賃料の安い地域に移転する計画もあるようだ。
一方、行政院金融監督管理委員会（金管会）の統計によると、台湾シティバンクは域内の銀行で利益が２番目に多く、同行は「業績の良い台湾はシティグループにとって重要な市場の一つだ」とも指摘している。
