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「自転車ブームは今年限り」、ジャイアント総経理【図】


ニュース 金融 作成日:2008年11月20日_記事番号:T00011719

「自転車ブームは今年限り」、ジャイアント総経理【図】

 
 自転車最大手の巨大機械工業(ジャイアントMFG)では、環境保護意識の高まりや原油高による自転車ブームを背景に、今年の域内販売による売上高は前年比2~3倍増、輸出は10~20%増となると見込んでいる。しかし羅祥安同社総経理は、世界的な金融危機の影響で高単価の自転車を購入する人も減るとの予測から、「来年の成長率は5~10%にとどまる」と慎重な見通しを示した。20日付工商時報が報じた。
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 上海巨鳳自行車を除く、ジャイアントグループの売上高は今年400億台湾元(約1,140億円)を超え、出荷台数は500万台と予測されている。

 一方同社の資本支出は、今年の6億~7億元から来年は8億~9億元に増やす計画だ。台湾で生産ライン増設を行ったばかりだが、来年上半期にも台湾工場とカーボンファイバー工場で25%の生産能力拡充を行う。台湾工場の年生産能力は現在の100万台から150万台以上に、天津第2工場の拡充と合わせてグループ全体の生産能力は来年、600万台に達する見通しだ。