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半導体産業の生産額、今年はマイナス成長に=IEK


ニュース 電子 作成日:2008年11月20日_記事番号:T00011728

半導体産業の生産額、今年はマイナス成長に=IEK

 
 今年通年の半導体産業の生産額は、前年比3.9%減の1兆4,088億台湾元(約4兆900億円)となり、IT(情報技術)バブルが崩壊した2001年(同26%減)以来のマイナス成長に転じる見通しだ。工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)の予測として、20日付工商時報が報じた。

 IEKの予測によると、DRAMを中心とする半導体チップが19.5%減の2,293億元と大きく落ち込む。また、例年20~30%の成長率を誇るIC設計も2%減の3,916億元が予想されている。一方、比較的安定しているのは、▽ファウンドリー、4,594億元(1.7%増)▽パッケージング・テスティング(封止・検査)、3,285億元(1%減)──だ。

 第4四半期は半導体産業全体で、前期比14%減の3,277億元を予測している。