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大衆電脳受託のネットブック、富士通「M1010」が発売


ニュース 電子 作成日:2008年11月21日_記事番号:T00011763

大衆電脳受託のネットブック、富士通「M1010」が発売

 
 大衆電脳(FIC)が受託製造を行う富士通の低価格ノートパソコン(ネットブック)「M1010」が20日、台湾で発売された。価格は約2万台湾元(約5万7,000円)。富士通ブランド製品の台湾メーカーへの製造委託は、2年前のノートPC「ライフブック」Nシリーズ以来となる。日系メーカーが台湾でネットブックを発売するのは初めてだ。21日付経済日報が報じた。

 「M1010」は8.9インチ型ディスプレイ、とインテル低消費電力プロセッサー、Atom(アトム)N270、1ギガバイト(GB)のDDR2メモリー、60GBのハードディスクドライブを搭載、重量は1キログラムだ。

 富士通は現在、ノートパソコン(ノートPC)の組み立てをすべて日本で行っているが、同社と独シーメンスの合弁会社、富士通シーメンスが広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)に欧州市場向けノートPCの製造を委託してる。富士通は先ごろ独シーメンスから、富士通シーメンス株50%を取得しており、今後富士通による台湾メーカーへの発注拡大が期待されている。