ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

MID需要拡大、半導体設計業界に競争波及


ニュース 電子 作成日:2008年11月21日_記事番号:T00011765

MID需要拡大、半導体設計業界に競争波及

 
 ファウンドリー各社は、モバイルインターネット端末(MID)に搭載されるプロセッサーの需要が拡大するとみて、英ARM(アーム)からのプロセッサー受注獲得に動いており、半導体設計業界にも競争が波及している。21日付工商時報が伝えた。

 テキサス・インスツルメンツ、エヌビディア、クアルコムなどが生産するMIDプロセッサーは、いずれも台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)、シンガポールのチャータード・セミコンダクター・マニュファクチャリングなどが生産しており、各社とも来年の重点分野と位置付けている。

 これを受け、TSMC系列のIC設計メーカー、創意電子(グローバル・ユニチップ)とチャータード系の虹晶科技(ソクレ・テクノロジー)は相次いで、ARMから次世代プロセッサー「ARM11コア」のライセンスを取得した。両社は今後、MIDプロセッサーの設計受注でしのぎを削ることになる。