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フラットディスプレイ生産額、Q3は8.4%減


ニュース 電子 作成日:2008年11月27日_記事番号:T00011891

フラットディスプレイ生産額、Q3は8.4%減

 
 工業技術研究院の産業経済・趨勢研究センター(IEK)によると、台湾パネルメーカーによる第3四半期のフラットディスプレイの生産額は4,166億8,000万台湾元(約1兆2,000億円)で、前期比で8.4%減少した。27日付経済日報が報じた。

 このうち大型パネルの生産額は2,426億元に縮小した。金融危機を受けて特に北米市場で需要減退に見舞われたため、台湾メーカーは減産を迫られた。また、価格も毎月5~10%のペースで下落したことが響いた。

 一方、中小型パネルの生産額は、低価格ノートパソコン(ネットブック)需要の高まりによって、前期比25.6%増の416億元となった。

 また、カラーフィルター(CF)など主要部品の合計生産額は、7.8%減の1,163億1,000万元だった。

 第4四半期の展望についてIEKでは、パネル価格に反転の気配が見られないことから、大型パネルの生産額は2,184億9,000万元の水準まで落ち込むと予測している。